~ 日々の愉しみのメモです ~

10/15内幸町「悠々ゆうじゃく 其の二」。

 前回は2月。
 ゲストの小柳枝師匠と美由紀さんは共に初めて。
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美由紀 俗曲(木遣りくずし、さのさ など) ←声が良い。ちょうどイイところに声が届く感じ。
遊雀 水屋の富 ←卵色の羽織&白い着物で美しい姿。「水屋の富」は、なるほどー!と腑に落ちた後、さみしい気持ちになります。結局のところ、身の丈に合わない幸せは、つかみきれるものではない、ということか。
小柳枝 干物箱 ←佇まいがすでに素敵。大師匠なのに、軽いくすぐりが入ったりして、疲れない。ナイスゲスト!
〜仲入り〜
遊雀 文七元結 ←佐野槌の女将さんが長さんをしかり、諭す場面。ぐっと絞った声。心揺さぶられた一席。
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 「文七」を聴いていて、いろいろと心に浮かぶことがあり、久しぶりに落語で泣いたす。よかった、よかった。
 熱演する遊雀師匠の姿にもかなりグッときた。