~ 日々の愉しみのメモです ~

12/1神田「第七回 さなぎの会 〜一人前になるまで育てて下さい~」。

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宮治 金明竹
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平治 掛け取り(狂歌〜芝居〜喧嘩) ←日本橋亭には銅鑼が無いそうで、その旨をひとこと断ってから噺へ。芝居がかった言い訳をイ〜イかたちでやっている途中、銅鑼代わりの鉦が「チーン」。フッと力が抜けて笑ってしまった。あー、面白かった!
小蝠 親子酒 ←まくらでは、文治師匠、遊馬師匠、鯉橋さんの酔っぱらいエピソードをたっぷり。そして、ンゴッンゴッとお酒もいい飲みっぷりだった。
〜仲入り〜
鯉橋 味噌蔵 ←鯉昇師匠の香りがむんむんな、楽し〜い味噌蔵だった。帰らないはずの旦那が帰ってきた時の甚助さんの慌てっぷりが可笑しかった。鯉橋さんてこんなに速く動くんだ!と軽く感動。
可女次 悋気の火の玉 ←「可女次さん、体調悪そうだったよ。」(高座の感想を聞かれたらこのように答えてください、と高座からご本人が話しておりました。)
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 鯉橋さんの「味噌蔵」。 しわいやの旦那さんがお輿入れほやほやの奥さんに向けた言葉、「(着物が傷むともったいないので)家の中では腰ひもで…。」。 なにぃ?腰ひも一本だけ〜?!それじゃ着ていないのと一緒だよ!ケチさ加減にも程があるぅっっ!!と心の中でつっこみを入れてしまった。 が、その後は「腰巻きで…。」というセリフになっていた。 ん?あれは偶然出てしまったものすごい破壊力の言い間違えだったのか? それとも、私の妄想が聴覚に悪影響を及ぼした結果としての空耳だったのか? どうあれ、「腰巻き」だけだとしても相当凄い格好だな。 また次の機会にそのあたりを確かめつつ、楽しみたいナリ。

 帰りは品川のエキュートに寄り、ロッカッキーなお弁当を買ってゴキゲンに帰宅。